八朔の産地はどこ?

八朔の産地はどこ?

フルーツや野菜を産地から直送で取り寄せている人は大勢いるでしょう。八朔の場合、産地直送で送られてくる段ボールには、決まって同じような県名が書かれています。八朔の産地を知ると、八朔が育つ環境のことも自然と分かってきます。

 

 

八朔の産地は西日本に集中

ここで言う「産地」とは、八朔が生産・収穫されている「生産地」を意味します。その点で見ると、八朔の産地は西日本の温暖な地域に分散しているのが特徴です。

 

平成24年の収穫量を、割合別に5位までランク付けしてみましょう。1位は和歌山県で、全国の八朔の収穫量の70%近くを占めています。以下、2位は広島県の約20%、3位は愛媛県の3%、4位は徳島県の2%、そして5位は大分県の1%という具合です。

 

産地が西日本に集まっているのは、八朔が育つ環境と密接に関わっているから。夏みかんやグレープフルーツなどの柑橘類と同じように、八朔も温暖な気候でよく育つフルーツ。しかも、実がなる木の大きさを考えると、八朔はハウス栽培に適したフルーツではありません。よって、八朔の産地はおのずと温暖な地域に限定されることになるのです。

 

温暖でも寒暖差があってはダメ

確かに八朔は温暖な地域でよく育ちます。とはいえ、いくら昼間が温かい地域でも、夜の冷え込みが厳しいところは、八朔の産地としては不向きということになります。

 

八朔は氷点下約2度を下回ると、苦みを生むナリンギンという成分が増えてしまいます。八朔は甘酸っぱさのなかに苦みがある独特の風味をしていますが、さすがに苦すぎては食用にはなりません。八朔の産地は、温暖かつ夜間の冷え込みが穏やかという点で共通しているのです。

 

市場に流通している八朔の産地は和歌山県が圧倒的に多いと言えます。それでも、スーパーなどの売り場で八朔を見かけたら、産地を確認してみましょう。希少な大分産が見かるかもしれません。

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