八朔の育て方

八朔の育て方

雑誌やテレビの宣伝が功を奏してか、田舎ライフや貸し農園が定着しつつあります。なかには、これから八朔作りにチャレンジしてみようという人もいるはず。そこで、今回は八朔の育て方を簡潔にまとめてみましょう。

 

 

苗を植える時期は?

畑に苗をそのまま植えるか、それとも、鉢植えから始めるかの、2通りの植え方があります。どちらを選ぶにしても、大切なのは植える時期。八朔は寒さに弱いので、寒さが落ち着いた3月の下旬あたりから4月にかけて苗を植えるといいでしょう。

 

なお、八朔の生産地は西日本の温暖な地域。よって、八朔を植える場所は自然と温かい場所に限られてきます。日当たりの良い場所を選んで、たっぷりと日光が当たるようにしましょう。

 

肥料をまくタイミングは?

肥料をまく時期は、畑に植えている場合と鉢植えの場合で違ってきます。地面に直接苗を植えた場合、土壌からも養分を吸収できるので、肥料をまくのは3月と10月の年2回だけです。一方、鉢植えの場合は養分が不足しがちになるので、3月・6月・10月の年3回肥料をまくことになります。

 

受粉は人工授粉で

夏になって花が咲いたら、手で受粉をします。夏みかんの花粉を使うことが多く、綿棒を使うとスムーズに受粉が行えます。人工授粉をすると、大きめの実がなるというメリットがあります。手間はかかりますが、おいしい八朔を食べるためにも、しっかりと受粉を行いましょう。

 

剪定と摘果は間引きが基本

剪定については、日光が枝葉のなかまで均等に入り込むよう、間引きで行います。幹から送られる養分が効率よく実の方へ回るように、余分な枝を落していきます。

 

 

八朔は実がなるまで5年ほどかかると言われていますが、果実が付いたら摘果を行います。傷んでいる実や成長の遅い実を適宜落していきます。摘果の目安は、葉70枚につき果実がひとつになるよう調整しましょう。

 

 

収穫をしたら寝かせて完熟させる

八朔は12月〜2月にかけて収穫を行いますが、収穫後は、実を完熟させるために涼しい場所で寝かせることになります。なお、収穫をした後は一休みしたいところですが、翌年のために、また剪定をして枝葉のバランスを整えておきましょう。

 

八朔の育て方は複雑なものではありません。時期に応じて適切な作業を行えば、たわわに実った八朔を収穫することができます。ぜひ、チャレンジしてみましょう。

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