ポンカンの特徴とは

ポンカンの特徴とは

スーパーの果物売り場には、必ずと言っていいほど柑橘類が置いてあります。でも、ポンカン、甘夏、八朔など、柑橘類の形や味といった特徴を詳しく知っている人はそう多くいないはず。今回はポンカンの特徴を紹介しましょう。

 

 

ポンカンの生産地は?

ポンカンは温かい気候の地域で育つフルーツ。生産量で分けると、1位は愛媛県で、全国のポンカンのおよそ35%を生産しています。2位は鹿児島県のおよそ20%、次いで3位は高知県で10%です。

 

日本原産の八朔とは違い、ポンカンの原産地はインド。そのインドから中国、台湾を経由して、ポンカンは明治時代に鹿児島県へと伝えられました。鹿児島県で比較的多くポンカンが生産されている背景には、こうした伝来にまつわる歴史が隠れているのです。

 

ポンカンの形の特徴は?

ポンカンを他の柑橘類から区別するには、その独特の形が目安になります。へたの部分がわずかにプクッと盛り上がっていて、反面、下の部分のへこみ具合が大きいのがポンカンです。

 

上記の形は一般的なポンカンの特徴ですが、さらに細かく形を見ると、「低床系」(ていしょうけい)と「高床系」(こうしょうけい)の2つに区別できます。また、これら2つの形は、「太田ポンカン」や「今津ポンカン」といった、ポンカンの種類にもそのまま結びついています。

 

低床系は真ん丸というより、押しつぶしたように若干平べったい形をしているのが特徴。「太田ポンカン」はこの低床系に属します。

 

一方、高床系は角ばった丸い形をしていて、低床系と並べて見ると、高いサイズをしています。「今津ポンカン」「吉田ポンカン」「徳村ポンカン」などは、この高床系に属する品種です。

 

ポンカンの風味や食感の特徴は?

八朔や甘夏と比べると、ポンカンは外の皮が柔らかく、手でむくことができます。同様に、果実も果実を包んでいる薄皮も柔らかいため、みかんのように薄皮ごと食べることができるのです。

 

ポンカンは酸味や苦みよりも、甘みの方が強いフルーツ。甘酸っぱいというより、甘さの方が引き立つ風味をしています。苦みのある八朔や酸味の強い甘夏が苦手な人は、ポンカンを食べてみると良いでしょう。

 

柑橘類のなかで、ポンカンは皮も果実も柔らかい部類に入るフルーツです。食べる際にナイフを必要とせず、しかも、薄皮も一緒に食べられるので、手軽に味わえる柑橘類と言えるでしょう。

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